◆ 笠寺猩々保存会にいる猩々たち
笠寺には、各町内に合わせて30体以上の猩々がありますが、笠寺猩々保存会でも、独自に6体の猩々を所有しています。そのうち1体は子供用で久納良右衛門作、それ以外の5体は会長である久野充浩作の猩々です。
6体の猩々の詳細を一覧表にしてみました。名前が付いているものは、久納良右衛門作の1体と久野充浩作の袴猩々2体だけです。そのため、名前のない猩々は、作られた年代順に1〜3号としました。
名称 |
製作年月日 |
製作者 |
特徴 |
1号 |
平成15年10月吉日 |
久野充浩 |
松城の荒川関三郎作風 |
2号 |
平成15年10月吉日 |
久野充浩 |
松本の荒川関三郎作風 |
袴(オス) |
平成16年10月吉日 |
久野充浩 |
西之門の久納良助作風 |
袴(メス) |
平成16年10月吉日 |
久野充浩 |
西之門の久納良助作風 |
3号 |
平成20年10月吉日 |
久野充浩 |
松本の荒川関三郎作風 |
子供 |
昭和初期 |
久納良右衛門 |
サイズが小ぶり |
■ 1号
年代: 平成15年10月
製作: 久野充浩
特徴: 松城の荒川関三郎作風 |
fig.02 全体 (1号) |
fig.03 籠 (1号) |
fig.01 頭 (1号) |
■ 2号
年代: 平成15年10月
製作: 久野充浩
特徴: 松本の荒川関三郎作風 |
fig.05 全体 (2号) |
fig.06 籠 (2号) |
fig.04 頭 (2号) |
■ 袴 (オス)
年代: 平成16年10月
製作: 久野充浩
特徴: 西之門の久納良助作風 |
fig.08 全体 (袴 オス) |
fig.09 籠 (袴 オス) |
fig.07 頭 (袴 オス) |
■ 袴 (メス)
年代: 平成16年10月
製作: 久野充浩 特徴: 西之門の久納良助作風 |
fig.11 全体 (袴 メス) |
fig.12 籠 (袴 メス) |
fig.10 頭 (袴 メス) |
■ 3号
年代: 平成20年10月
製作: 久野充浩
特徴: 松本の荒川関三郎作風 |
fig.14 全体 (3号) |
fig.15 籠・@(3号) |
fig.13 頭 (3号) |
■ 子供
年代: 昭和初期
製作: 久納良右衛門
特徴: サイズが小ぶり |
fig.17 全体 (子供) |
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fig.16 頭 (子供) |
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